落語に学ぶ人材育成

落語に学ぶ人材育成

  • 2016-03-08 (火)
  • マネジメント・ラーニング
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本日は東京で公開セミナーだったのですが、ちょうど良いタイミングで面白そうなセミナーがありましたので、帰宅を翌日にずらして参加しました。どういうセミナーかというと、「落語から人材育成のヒントをもらいませんか」(経営学習研究所主催)です。 落語家の立川晴の輔師匠と公認会計士の田中先生によるコラボに東大の中原先生がちょこっと絡むという感じです。人材育成を生業とし、アマチュア落語家でもある私としては、私のためのセミナーだと迷いなく申し込みしました。企業における人材育成は丁寧すぎるくらい細かく指導しますが、厳しい師弟関係の落語の世界は師匠によりますが、まともな指導などない場合も多く、一人前になるのは大変だと思いました。 晴の輔師匠から出たキーワードは「そこらへんにいろ」、「風邪になれ」、「芸は教えられねえんだ」、「全ての答えはグレーだ」でした。これだけでも落語の世界での学びが大変であるとメージできます。 晴の輔師匠いわく、落語に上達するコツは、「練習」、「実践」、「失敗」だそうです。落語家はまずは練習ですが一番大切ですが、それだけでは駄目で、実践の場が必要であり。最後に失敗経験が必要だということです。失敗を恐れると成長はなく、失敗から学ぶことが極めて多いということです。私も失敗に恐れず、いずれの道も頑張りたいと思います。