代表ご挨拶

株式会社 マネジメント・ラーニング 代表取締役 久保田 康司
株式会社マネジメント・ラーニング
代表取締役 久保田 康司

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グローバル時代に私たちがやるべきこと

グローバル時代に私たちがやるべきこと

  • 2013-11-30 (土)
  • グローバルリーダー
  • 編集
先日、慶應義塾大学大学院の石倉洋子先生の講演を聞く機会に恵まれました。テーマは「グローバル競争時代に必要な戦略シフト~日本企業が今すぐやるべきこと」です。直接お話を聞くのは初めてでしたが、とても素敵な先生でご講演内容も素晴らしかったです。個人へのグローバル化の提言もありましたが、特に印象に残ったのは次の5点です。 1.これまでの競争はゼロ・サムゲームで誰かが勝てば誰かが負ける時代だったが、これからの世界はプラス・サムの競争でお互いがともに勝てる新しい時代の競争がやってくる。そのためには自分は何に向いているかを見極めてそこで戦うことが必要であり、人と差別化ができる個人のユニークさが鍵となってくる。 2.新しいアイデアは一人で考え続けてもすぐに限界に行き着く。自分の業界や環境などの枠を超えて物事を見ることが重要である。他の業界で起こっていることを自分の業界に当てはめるとどうなるのかを考えるとアイデアは飛躍的に広がる。そのためには世界を見ること、世界と協同することが大切であり、意識的に違うものに触れなければならない。 3.今の時代はカリスマ的なリーダーを待っても意味はない。カリスマリーダーであっても一人で問題は解決することはできない。皆がリーダーになる時代であり、時にはフォロワーになってリーダーを支えるようにしなければならない。 4.絶対に海外に行けというわけではないが、日本にいても新しいことはできない。日本の会社に就職する人はわざわざラッシュアワーの混雑した電車に乗ろうとしているようなものである。そんな電車に乗っても身動きもとれないし、その電車に先に乗っている人はなかなか電車から降りない。知らないうちにそのまま車庫に入ってしまうだろう。 5.自分の意見を持ち、ポジションを確立すること。日本人はなかなか自分の意見を持つことができない。これは子供の頃からの教育の影響もある。日本の教育は問題に対して正しい答えを教えるが、問題に対して意見を聞く教育をしない。これからは一つの正解を探す時代ではない。試行錯誤を続け間違っていたら、また考えればよいのである。 その他にも心に響く様々なメッセージがたくさんありました。私も今一度自分を見つめ直すきっかけとなりました。これからの日本を支えるビジネスパーソンにもぜひ知っていただきたいメッセージです。