- 2015-12-19 (土)
- 新入社員研修
- 編集
私がお手伝いしている企業の中に毎月1回定期的に研修を実施されている会社があります。しかも2年間続けてきました。中小企業ですが、優良企業で積極的に若手人材を採用し成長しています。経営者とお話しをしていて思うのは、従業員に対する深い愛情が素晴らしいということです。人に対する投資を惜しまずに、私の研修以外も英語研修などを積極的にされてます。人数が増えてきたので、来年からは階層を二つに分けて研修をするということで、本日は全体研修最後の日となりました。
私も2年間ご一緒してきましたので、皆様の成長を目の当たりにしてきました。入社時は大人しくて線の細い新入社員が研修内容をスポンジのように吸収し、見違えるように成長された方もいれば、ずっと大人しくで心配だった若手社員も見違えるように立派に人前で話しが出来るようになりました。今日の最後は成果発表として全員にプレゼンテーションをしてもらったのですが、これまで人の目を見て話すことも出来なかった女性の若手社員の方が、用意した原稿を机の上に置き、何も見ずに堂々と立派にプレゼンをされた姿はとても嬉しく思いました。
その他の若手社員の皆様も着実に成長され、感動の涙のシーンも多々あったのが印象的でした。これもひとえに2年間毎月研修をされてきた経営者の「人材の成長がなければ会社は成長しない」という教育哲学のおかげだと思います。こんなことを言えば叱られるのですが、毎回研修に同席され、自らも受講生に対して意見をされてきた経営者ご自身もこの2年間で変わられたと感じました。人を育成することで自らも成長するという良い事例だと思います。
この会社では来年以降も毎月研修が続きます。私のスケジュールもすでに1年先まで予約をされました。今後の皆様の成長が楽しみです。
- 次の記事へ: 明けましておめでとうございます
- 前の記事へ: 大人数での研修はどこまで出来るか